こんにちは、MINEです。皆さんはここ最近クマのニュースについてよく見かけるようになったと思います。私の住んでる秋田県は特にツキノワグマの被害のニュースが後を絶ちません。
私もまた被害者の1人です。自家用車と熊の衝突事故で車を壊されてしまいました。
私は渓流釣りや山菜とり、砂金取りなどでよく山の中に入ります。それらが目的でなくとも秋田県の大半は森林や里山なのでそこら辺を歩いていただけでもツキノワグマとのエンカウントするリスクは高いと思います。
クマ対策は年々重要になってきています。そ
こでクマ対策について今回紹介していきたいと思います。
北海道を除いて、本州以南に住んでいるのはツキノワグマだけ。
そのためこの記事のクマ対策はツキノワグマのみに焦点を充てて書いていく。
ツキノワグマ対策はいろいろあるがそれぞれメリットデメリットを並べて比較していく。
1.クマ鈴

クマ対策グッズといえばまさにこれ。鈴音を立てながら行動することで熊が先に人の存在に気づき距離を離せるようにするグッズである。
通常のキーホルダーなどの鈴とは異なり音が大きく熊の聴覚の周波数に合っているとされている。
熊との遭遇リスクを未然に減らすための基本的なグッズである。
1つ目のメリットは安価で手に入ること。最近でも百均にも売っている。高くても2000〜3000円ほど。気軽に使える。
2つ目のメリットは電力や体力などのエネルギーを消費しないので気軽に音を鳴らせることだろう。
反対にデメリットとしては1つ目は当たり前のことだがうるさい。秋田だからなのか最近では屋内でも鈴を鳴らしながら歩いてる人が結構いる。静かなところで鳴らすのはトラブルの元になりやすい。高めのクマ鈴にはサイレンサー機能が付いていることが多い。使うのであればサイレンサー付きをお勧めする。
そして2つ目のデメリットはアーバンベア(人の生活圏付近に住む人の存在に慣れてしまった熊)には効果が薄く場合によっては逆効果になることも。人の味を覚えた熊にとっては熊鈴の音は広告宣伝してることと変わらないのだろう。クマ鈴は全ての熊が忌避するわけではないことを理解しておかないといけない。
2.ホイッスル
口で吹くものや電子音を出すものなど様々なタイプがある。
メリットはクマ鈴よりも音が大きくなりやすく音が伝わる範囲が広くなることである。より広い範囲に自身の存在を知らせることができる。
そして熊鈴と違い常になっているわけではないため騒音トラブルになりにくいのが特長。
デメリットとしては常に音がなっていないため定期的に音を自分で鳴らさないといけない面倒さがある点。
そしてクマ鈴と同じくアーバンベアに効果が薄い点である。
さらに音がでかいためクマとの遭遇後に鳴らした場合熊が驚いて恐怖して襲ってくるリスクがある。
3.ラジオ
山菜採りをしている人はよく利用している人も多い。1つ目のメリットは動かなくても音を出し綴ることができる点である。山菜取りであまり動かない間は熊鈴はほとんど鳴らず効果が薄くなってします。スピーカーを内蔵した携帯ラジオであれば絶え間なく音が流れ続けているため音による忌避効果に隙ができにくい。そして2つ目のメリットは情報が入ってくること。山の天気は変わりやすいためラジオをクマ対策でかけっぱなしにしておくことでついでに天気予報やニュースなど情報も得ることができる。音楽やバラエティ番組でも山の中での活動での寂しさが薄まるのも良い。
デメリットとしては移動する場合音が途切れやすくなるため選局をしながら移動する動作が煩わしい点である。また、里山ならともかく山奥にいくとラジオは一切繋がらなくなる。そうするとクマ対策としても情報用としても全く意味のない代物になってしまう。住宅地が比較的近いエリアで活動される時は良いかもしれない。
MINE因みにスマホアプリにもラジオはあるが私はお勧めしない。選局の手間など楽であるが音はやはりラジオには劣る。そしてスマホのバッテリーを消費してしまう。スマホはいざという時使えるようにバッテリー温存を優先して考えた方がいい。
4.爆竹・火薬銃
火薬を利用して音を鳴らすグッズ。百均にも売っている。1番のメリットは音の大きさ。火薬を利用した音は絶大。鼓膜に響くような大きな音が響く。周囲への存在を知らせる効果も凄まじく、アーバンベアにも効果があると考えられる。また、火薬の匂いがわずかだが出るため風下に熊がいた場合火薬の匂いで本能的に忌避する効果も得られるようだ。デメリットとしては単発として使う時間がな長い点や騒音トラブルになりやすい点だろう。ものによっては火を扱うため火気にに気をつけないといけない。ホイッスルと同様、クマと出会ってからの使用は逆効果になることもデメリットになるだろう。
5.熊スプレー


ここ最近話題になってきた熊対策グッズ。ベルトやカバンに携帯し熊が突進してきた際に熊の顔に吹きかけるスプレーである。中身は唐辛子などの刺激性の粉や液体が装填されている。1番のメリットは撃退効果だろう。クマ鈴や爆竹などクマとの遭遇を未然に防ぐ対策とは異なり遭遇した後の熊を撃退することができる数少ない手段である。携帯している際の安心感はトップレベルである。また、推奨されてはいないがスプレーの効果を応用して熊だけでなく野犬やイノシシなど他の害獣にも効果はあると考えられる。デメリットとしては効果であること。カウンターアソルトのようなヒグマ対応仕様だと1〜2万円を超える。そして使用期限があるため期限が切れた際は廃棄せざるを得ない。まさに掛け捨ての高い保険みたいなものである。そして使い方を十分に理解しないと自滅したり他者にダメージを与えかねない凶器に変貌してしまう。用意した際は説明書は必ず読みスムーズに使えるように備えておかないといけない。
| グッズ | 主な目的 | メリット | デメリット | 携帯性 | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|---|
| 🔔 クマ鈴 | 人間の存在を知らせる | 電池不要・軽量・安価・常時使用できる | 近距離では遭遇を防げない可能性がある・音が届きにくい環境もある、室内だと非常にうるさい | ◎ | 遭遇回避 |
| 📣 ホイッスル | 大きな音で存在を知らせる・周囲に知らせる | 非常に軽い・安価・電池不要・緊急時にも使える | 常時鳴らす用途には向かない・クマへの効果を過信できない | ◎ | 遭遇回避 |
| 📻 ラジオ | 人の声などで人間の存在を知らせる | 長時間使用できる・情報収集にも使える・動かずに音を継続的に出せる | 電池が必要・重量が増える・音量や環境によって効果が変わる・山奥ではつながらないことも | △ | 遭遇回避 |
| 🧨 爆竹 | 大きな音を出してクマを遠ざける目的 | 非常に大きな音を出せる・火薬の匂いによる忌避効果 | 火気が必要・取り扱いに注意・山火事や周囲への迷惑などのリスク・常時携帯には不向き | ○ | 遭遇回避・威嚇 |
| 🌶️ クマスプレー | 接近したクマへの防御 | 数少ない撃退手段。音などが効かず遭遇した場合の最終手段になり得る | 高価なものが多い。射程が限られる・使用判断と操作に慣れが必要。風向きによっては自分にかかる可能性・使用期限がある | ○ | 撃退 |
ツキノワグマ対策グッズ比較表
結局どれを持つべき?
ここまで熊対策グッズを上げてきたがどのグッズにもメリットデメリットが存在する。
熊対策を十分に備えるためには複数の熊対策グッズを併用することをお勧めする。併用することでデメリットが減り熊対策への安心感も向上する。
実際に山へ行くならどう組み合わせるか?
私は山菜採りなどで山に入る際は携帯ラジオ・火薬銃・熊スプレーの3つを携帯して活動している。
山菜採りの行動はあまり動かないため電波がつながるエリアであれば熊鈴よりもラジオの方が効率が良い。
山菜採りしながらニュース・天気も知れてお得。
何か物音がしたり獣臭い匂いがしたりと何か違和感を感じた際は火薬銃を鳴らす。姿が見えない状況での火薬銃の大きな音と火薬の匂いによる忌避効果を期待して使っている。
爆竹だと火を使い火事が怖く単発でしか使えないが火薬銃は火を使わず8発うてるため使用回数が多いのも安心できる。(音や匂いは爆竹より劣る。)
そして万が一熊と遭遇してしまった際は熊スプレーで対応する。熊スプレーは3種類所持しているがよく使用しているのは「秋田マタギの一撃」である。秋田の会社が開発した日本製ツキノワグマ専用の熊スプレーとなっておりコンパクトで安価、表示されている性能も十分であるため重宝している。




秋田の里山で暮らす以上避けられない熊への備え。しかし最近では秋田だけでなく東京など都市部でもツキノワグマの遭遇・被害が相次いでいる。
もはや熊の獣害は地方の他人事ではない。
自然に触れ合う人はもちろん、日常生活でも場所によってはいつ起きてもおかしくない状況である。
使い方をきちんと理解し備えることで安心して山や森に入ることができる。
当然だが食事などで出たゴミは持ち帰り、無闇に山奥まで立ち入って自然を荒らさないこと、体力を考え無理をしないといったマナーを守ることは忘れてはいけない。
ルールや備えをきちんと行い安全に山菜とりや渓流釣りなど自然を楽しもう。









