秋田での砂金とり|秋田随一の金山エリアに砂金は眠るか?

こんにちは。MINEです。秋田は日照りが続き蒸し暑い日が続くので涼みも兼ねて砂金調査へ。
今回は秋田県の大館市のとある河川に砂金調査について記録した。

なぜこの河川?

今回私が入った大館市の周囲にはいくつも鉱山がある。代表的な鉱山としては

  • 花岡鉱山
  • 松峰鉱山
  • 大葛鉱山
  • 釈迦内鉱山

など多数の鉱山が挙げられる。
この付近の鉱山は金山が多く秋田県の金産出においてかなりの割合を占めていた。
現在では全ての鉱山は閉山されている。
かつて金山として繁栄したエリア。そうなると砂金が取れる可能性は高く、県内でも大きめの砂金が取れるのではないかと予想。実際に調査してみることに。

水は冷たく浅い。まさに砂金取り日和

砂金スポットの予想には闇雲や勘ではなくテクノロジーを使ってみるのもありかも。
AI(チャッピー)と相談しながら地図で砂金のありそうな河川や位置を予測。プロットしておいたエリアへ直行。
川幅は4メートルほど。河川に入ると連日の日照りの影響か水位は低く水も澄んでいた。水底の至る所に岩盤が剥き出しになっている。隆起して中洲を形成しているところも。
河川の条件はまさに砂金狙いにピッタリ。期待が高まる。

砂金取り調査開始。

砂金取りする前に砂金があるかどうかパンニングしてみる。
剥き出しの岩盤上の土には小さな釘などの鉄屑が混じる。シャベルで土を集めてパンニングする。

かすかに見える小さな一粒

開始早々粉のように小さな砂金が。この辺りなら砂金も本格的に取れそう。スルースボックスでやってみるか。

スルース設置。流れも良く設置しやすいコンディション

付近の大岩の川下が怪しい。カッチャで土砂を掬いバケツへ。
そのバケツの土砂をスルースへ通す。これを繰り返す。
バケツ3杯分通したらスルースの土砂を回収してパンニング。(本当は10回くらい繰り返した方がいいが・・・。)

回収1回目。微細な砂金
回収2回目。真ん中金色の粒が砂金
回収3回目。

掘ると確かに砂金は出る。岩盤まで掘ったがそこまで大きな砂金は出ない。
気温も上がり暑苦しいので涼むためにメガネ堀りに切り替える

メガネ堀り。出てきたのは?

メガネ堀りで砂金を探すことに。腕が水に浸かりとても気持ちいい。
ヴェダー越しでも冷たさを感じる。やっぱり真夏はメガネ堀りが快適で楽しい。
メガネ堀りできそうな岩盤を探してみる。岩盤のあちこちに垂直の溝が見える。掘ってみる。
あれ?思った以上に溝が深い。深さは30センチ近くある。自分が掘れる道具では奥まで掘りきれない。
なんとか掻き出した少量の土砂を回収する。泥の塊だ。塊をほぐしてパンニングすると…。

おお!結構いいサイズ

砂金が2粒。はっきり見えるサイズ。おお!綺麗。やっぱり砂金は美しい。
このサイズが溝の中層付近の土砂に眠っていた。それなら溝底にはより大きな砂金があるかもしれない。
グレインとかナゲットとかも期待できる?でも溝が狭すぎて奥まで採取できない。
メガネ堀で覗き込むが溝が入り組んでおり暗くて見えない。ライト持ってくればよかった。
見つかったとしてどうやって取ろう。おたまは無理だしスポイトでも25センチほどまで。
それより深いのはとれない。ドレッジポンプも届かない。方法考えないととれないから諦めよう。
次回対策してみよう。

草根をパンニング

溝も難しいしもう時間が少ないからもう少し周囲を見てみることに。
すると隆起して水面から剥き出しになった岩盤に草が張り付いてる。
草根引きしてみるかと思い半分冗談でやってみる。
草の根をスコップで土ごと剥がしてほぐしながらパンニングしてみると…。

思った以上に綺麗なサイズ

まさか一発目から砂金が出るとは思わなかった。3回根を洗ったが合計3粒出てきた。
他の根もやってみる。粉金だが結構な確率で砂金が出てくる。
あれ。草根引きってこんなに気軽で面白いのか。
折りたたみスコップとミニパン皿とスポイト瓶さえ持っておけば草根引きで気軽に砂金取り楽しめそうだな。
時間になったので帰宅。

帰宅しての最終選鉱

帰宅して採取選鉱。除鉄器で砂鉄を除去しミニパン皿で砂金だけにしていく。

丁寧に選鉱。

不純物がなくなっていくにつれ線状に金色の粒々が現れてきた。この瞬間がたまらない。

とても綺麗。

砂金が出てきたのでスポイトを使って瓶に入れていく。ついでにサイズ測定。
大きい2粒は1ミリほどであった。これでもまだ1ミリかぁ。
ナゲットってどれだけ大きいんだろう。秋田でナゲットでたら最高だなぁ。

大きさはこのくらい。
綺麗に撮れない。一部が銀色。専用のルーペ欲しい。

砂金観察。銀色の部分は?

とても綺麗だがルーペで観察してみると一部銀色に変色している。
恐らく金と水銀が融合したアマルガムだろう。
じゃあ天然の水銀なのかというとそうではない。
日本で純粋な水銀はあまりとれない。この砂金に付着した水銀は人工的な水銀による可能性が高い。
昔秋田県内の鉱山では短い期間ではあるが純金を取り出すためにアマルガム法という水銀を使った選鉱をしていたようだ。(現代の日本ではやってない。海外ではやっているところもあるようだが)
環境に有害である水銀だが水銀もまた比重が重いので選鉱の際に一部が河川に流れた結果こういう溝に溜まり砂金とくっついたと考えられる。

今回の調査を振り返って

かつて有数の鉱山であった大館地方。金山もある影響か砂金の分布は全体的に濃いように感じる。
溝を掘れば大きめの砂金が出てくる可能性が高い。
個人的には砂が少なく岩盤周囲が礫が多いのでカッチャを使ったスルースよりもメガネ堀りの方が向く川であった。
溝が多数あるがどれも狭いため、より狭い溝を攻略できる方法を考えないといけない。
そして画像は伏せるが水底をメガネ堀りしている最中に50センチほどの金鉱脈が露出しているのを見つけた。
こういうところから砂金が生成・供給されているんだなと感じた。
閉山した鉱山だがまだ一部には鉱脈が残っているようだ。(採算取れるかは別として)
大きめの砂金が取れるのはとてもうれしい。秋田でナゲットがとれる日は果たしてくるのか?

※安全上・環境保全上の理由から、採取地点の詳細な位置情報は掲載していません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次