みのる産業苗移植機「なかよしくん」使用レビュー|できるのは苗の植え付けだけではなかった。

こんにちは。MINEです。

今回は自分が使っている苗定植器「ハンドプランターなかよしくん」について話したいと思います。
実際に使ってみた視点から良いとこ悪いとこについてあげていきたいと思います。
きっと苗の植え付けに悩む方の解決策の一つになるはず。

ハンドプランターなかよしくん(HPS-3)とは?

これがなかよしくん。農作業の頼りになる相棒。

なかよしくんとはハンドプランター(苗定植器)のこと。
畑において辛い作業の一つはなんといっても苗の植え付け。
数株程度ならスコップなどで穴ほって完了ですがこれが大量だとそうはいかない。
なかよしくんは苗の定植を効率化した農業資材になります。

サイズ:奥行き15.5×幅19.2×全高75.6/85.1cm(2段階)
重量:1.3kg
爪先部開口:1.5〜6cm
移植深さ:7〜16cm(1cm刻み)

なかよしくん導入のきっかけ

私は畑でとうもろこしやピーマンなど様々な野菜を植え付けています。
特にとうもろこしはポップコーン、スイートコーン合わせて200株ほど植えています。
初めは一つ一つ穴を掘って植え付けていたのだがこの腰を屈める作業がかなり辛い。腰が痛くなってしまった。
なんとか植え付けは終わったが今後秋植えなどまたあの植え付け作業をするかと思うと気力がなくなってしまう・・・。

何か定植が楽にできる方法はないか。そう考えているとたまたま一つの動画に出会った。
ハンドプランターなかよしくんでとうもろこし苗を一つ一つかがまずに植え付けている姿が映っていた。
なかよしくんを導入すれば植え付けが楽になるかもしれないし、他にも何かに使えそう。
そう思った私は即導入。

なかよしくんの基本的な使い方

なかよしくんの使い方はシンプル。
地面に刺してレバーを握り、苗を投入するだけ。

爪先横には1センチ単位で調整できる金具が付いているので刺したい深さを自由に調整できる。
自分は浅めに設定して使っている。

苗の投入口。かなり広い。
上部のレバーを引くと爪先が開く
地面に刺して
グリップを握ると爪先が開く
爪先が開いたら苗を上部から投入するだけ。

また、横部分にはマーカーが付いているから株間を確認しながら定植作業ができる。

爪先付近に付いている赤い細い棒状のものがマーカー。自分はあまり使ってない。

試しにスイートコーンを植えて見た。
確かにかがまないで苗を植え付ける作業ができた。定植スピードも半分ほどになった気がする。
定植で使って見てメリットデメリットが見えてきた。

なかよしくんの定植でのメリット
・腰をかがまなくていい。たったまま定植作業ができる。
・定植作業の負担が減り疲れにくい。
・穴が空いていないマルチでもすんなり刺さる。マルチの穴あけもある程度省略できる。

なかよしくんを導入してとにかくよかったのは疲れにくくなったこと。腰のかがむ作業ってこんなに負担かかっていたのかと思うくらい楽に感じた。穴がないマルチにもよく刺さるのでマルチの穴を最小限にしつつ定植したい人やマルチの穴あけが面倒な人には向いているのかもしれない。

なかよしくんの定植のデメリット
・レバーで片手が塞がるのでもう片手で苗を補充する作業が大変。
・苗が軽いと砂地だとしっかり刺してもなかよしくんを抜いた際苗の土への固定が不十分なことが多い。
・サイズ調整によっては株間マーカーがレバーに干渉する。

使っていて感じたデメリットはなかよしくん本体というよりそれ以外の作業。
どんなに定植作業が早くなっても片手で苗を傷つけないように育苗トレイから取り出して投入口に入れる作業で時間がかかってしまう。
市販にある簡単に苗を分離できるニッテンペーパーポットや育苗トレイを肩に掛けれるスピード苗トレーを併用しないと思ったようなスピードは出ない。
定植スピードを上げたい人は上記の2つも併用した方がいいかもしれない。
まだ定植の操作に慣れていないのもあるのかも。

なかよしくんが役立つのは定植だけじゃない!!

メリットデメリットあるなかよしくんだが使えるのは定植だけじゃない。
追肥作業にも大変重宝する。
むしろ1シーズンであまり多くない定植よりも頻繁に行う必要がある追肥。この作業も立ったままできるのは大きい。
しかも片手になかよしくん、もう片手に肥料容器を持つだけ。他の道具はいらない。
追肥にかかる作業時間は非常に短くピーマン10メートル畝への追肥作業は数分で済んだ。
やり方はなかよしくんを土に刺したら肥料を投入口に入れてレバーを引くだけ。肥料の上に土が追い被さるのでそのまま次の追肥作業に移ることができる。

追肥後の穴。土が覆い被さって見えない。

個人的にこのなかよしくんは追肥で非常に役立っている。サラリーマンで時間のない自分には定植にかかる時間より追肥にかかる時間の方が削減されている実感を感じた。
むしろ追肥専用器といってもいいかもしれない。
ピーマンや唐辛子、とうもろこし、トマト、いろんな作物の追肥に使っているが特に支障はなくデメリットもほとんど見当たらない。(株周囲全体に肥料が分散しないぐらいかな)
追肥として刺した穴がマルチに残ってしまうが土壌の通気性向上と思えば悪くないかな。

なかよしくんの導入価値はある?

1つ1万円以上もするなかよしくん。導入となるとなかなあ躊躇する人も多いと思う。
苗を100株、200株と大量に植えるならかなり役に立つと思う。砂地でなくより保水性の高い土であればより使いやすいのかもしれない。定植の際は上記の併用導入も視野に入れてるのもあり。
大量に苗を植えるとその分追肥にかかる負担も当然増える。なかよしくんは特に追肥の時間を劇的に短くしてくれる可能性がある。春は定植、苗成長〜収穫終わりまでの長いシーズン役立つアイテムであることは間違いなさそう。
高かったが追肥が楽になった点で私にとっては十分な価値があった。導入してよかったと思ってる。
小規模よりも植える株数の多い小規模農家以上の方に向いているだろう。
もし定植や追肥など畑の管理の時間に悩んでいる方がいれば検討してみてはいかがだろうか。

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