大雨が続き、畑に行けない日が続いていた。ようやく雨が落ち着いたので、5日ぶりに畑へ。久しぶりに入った畑は、想像以上に雑草が伸びていた。雨と気温のおかげか。
今回はハイコーキの電動草刈機とダイソーの草刈りカマを使って、まずは畑全体の除草から始めることにした。
ちょっと目を離すと雑草が一気に伸びる
普段ならこまめに処理している雑草も、畑でできる作業時間が減り、放置するとかなりの状態になる。特に畝間は歩くスペースが狭くなるほど雑草が伸びており、草刈機を使って一気に処理した。
ただ、今回の草刈りはいつも以上に緊張した。理由は毛虫だ。隣にある桑の木ではアメリカシロヒトリが発生しており、その一部が畑の作物や雑草にも移動していた。
畑をやっていてなんだが私は毛虫がかなり苦手なので、草刈りそのものより「どこに毛虫が付着してるかわからない」ことのほうが恐怖。実際、草を刈っている最中に手の甲へアメリカシロヒトリが落ちてきた。思わず悲鳴。農作業中に一人で叫ぶという、なかなか情けない場面になった。しかし、こうした経験をすると、畝間の管理も単純に「見た目を綺麗にするため」だけではないと感じる。雑草が伸びすぎれば作業スペースが狭くなり、害虫なども見つけにくくなる。今回のような状況を避けるためにも、畝間にはある程度のゆとり(大体80センチほど)を持たせ、雑草もこまめに処理しておいたほうが良さそうだ。
MINE毒はないのは知ってるけど…


草を刈っていたら、生姜が顔を出した
今回、意外な発見もあった。
雑草が生い茂っていた生姜の畝を草刈機で処理していると、雑草の中から生姜が顔を出した。思っていた以上に成長している。
今年初めて植えてみた生姜は、秋田の涼しい気候のせいか成長が遅く感じられ、雑草にも埋もれていた。正直なところ少し諦めかけていた。ところが、葉の下を確認してみるとしっかり成長している。


さらに、草刈りの際に誤って一部を切ってしまった生姜を確認すると、そこには小さな新生姜が付いていた。これは嬉しい誤算だった。
まだ収穫まで時間はあるが、少なくとも「全然育っていない」という状態ではなさそうだ。
まだ気温は何とかなる。これから秋に向けて、どこまで大きくなってくれるのか少し期待が持てるようになった。
ポップコーンを収穫
続いて、だいぶ枯れてきたポップコーンも収穫した。
今年は試験的な栽培だったが、実付きはかなり良好。収穫した実は、見事な黄金色だった。
畑で育てている段階ではそれほど意識していなかったが、実際に収穫して並べてみると、とても綺麗だ。




「これがポップコーンになるのか」と思うと、少し感動する。
農作物はスーパーなどで完成した状態を見ることが多いが、自分で種から育てて収穫すると、また違った面白さがある。
一方で、害虫については完全に終わったわけではない。ポップコーンの先端には、ときどきアワノメイガの幼虫が付着していた。見つかった個体はかなり小さかったため、最近生まれた個体ではないかと考えている。
おそらく、以前散布したプレバソンの効果が切れた後に新たに付着したものだろう。
プレバソンだけでは終わらない
今年のポップコーン栽培では、早い段階からプレバソンを使用した。
そのおかげもあってか、今回収穫したポップコーンは非常に綺麗な状態のものが多かった。
一方で、薬剤の効果が切れれば、再びアワノメイガが付着する。
今回の観察は、そのことを改めて実感する機会になった。
農薬が効いている間は被害を抑えられても、それだけでシーズンを完全に防除できるとは限らない。
来年はプレバソンによる防除だけでなく、物理的な対策など、別の手段も組み合わせられないか検討してみたい。
除草の大切さと収穫への期待
今回の畑作業では、除草という地味な作業から、生姜の成長やポップコーンの収穫まで、いろいろな発見があった。
特に印象に残ったのは、「5日畑に行かなかっただけでも、かなり状況が変わる」ということ。
雑草は伸び、害虫も移動する。一方で、雑草に埋もれていた生姜はしっかり成長していた。
農業は、毎日見ていると変化に気付きにくいが、数日空けて見ると意外なほど変化している。
今回の経験を次回の畑づくりに活かし、畝間の幅や除草の頻度、害虫対策なども少しずつ改善していきたい。そして何より、次に草刈りをするときは……とにかく毛虫が落ちてこないことを祈りたい。








